製品紹介｜双信電機株式会社

ノイズ測定・診断・対策

電磁波ノイズ測定はお客様が開発された装置・設備から発生する電気的な雑音（ノイズ）の測定やその対策に加えて、製品を海外に出荷する際に必要な製品の安全規格の認証取得をサポートしています。

この測定・対策・認証取得をワンストップで対応できることにより、お客様のニーズに迅速にお応えしています。当社に持ち込み可能な装置・設備は長野県佐久市にあるサイト（電波暗室）で、持ち込み不可能な大型設備等はお客様工場等に電磁波ノイズ診断車で直接お伺いする出張測定（オンサイト）で行うことができます。

ノイズフィルタはコイルとコンデンサを組み合わせて作られる電子部品で、インバータを用いたエアコンなどの電化製品、製造設備の稼働時に発生する電気的な雑音（ノイズ）を取り除き、装置の誤動作を防止するために使用されます。

当社製品は一般家庭で使用される電流15A以下の小型製品・設備から、工作機械や半導体製造装置および医療機器等で使用される電流5A～1600Aの大型設備に対応した豊富なラインナップを揃えています。また、お客様のご要望に合わせたカスタム対応も行っています。

フィルムコンデンサは誘電体にプラスチックフィルムを使用したコンデンサで、高絶縁性、高信頼性であり、損失や静電容量の温度変化が小さいなどの特徴があります。

主に産業用電源やインバータ装置を中心とした回路用のほか、ノイズ対策用、充放電用など様々な用途で使用されています。また、セラミックコンデンサと比べ自己回復性に優れ、低損失であることから、高圧・大電流のパワーエレクトロニクス機器をはじめ、鉄道車両や自動車などに広く使用されています。

積層誘電体フィルタは電気的共振素子をセラミックス内部で組み合わせた電子部品で、携帯電話、パソコン等の通信を行う際に必要な周波数の電気信号だけを送受信するために使用されます。

当社製品は独自のセラミックス材料と高精度プロセス技術を活かした高性能共振器構造を実現し、より小型で高性能なフィルタ製品を実現しています。小型化、高品質要求の多い新規格の情報通信機器に多く採用され、第5世代移動通信システム（5G）やWi-Fi6で通信の高速大容量化に貢献しています。

カプラはセラミックス内部に形成された2つの線路を電気的に結合させる電子部品で、携帯電話の基地局内部の送受信回路で電気信号を合成したり分配したりするために使用されます。

当社製品は独自のセラミックス材料、高精度プロセス技術により高品質な製品を実現させ、第5世代移動通信システム（5G）などの基地局に採用されています。

厚膜印刷基板はセラミック基板に配線を形成させた回路基板電子部品で、高信頼性と耐熱性とを求められる電子機器に使用されます。主な用途はヒューズ用と車載用の2種類があります。

ヒューズ用はリチウムイオン電池の発火を防止する安全回路として使用されます。車載用は自動車のエンジン・ライト等の熱負荷の厳しい環境下での耐熱性回路として使用されます。それぞれお客様の要望に合せたカスタム対応を行っています。

LCフィルタはコイルとコンデンサを、半同軸誘電体フィルタは電気的共振素子を組み合せて作られた電子部品で、通信を行う際に特定の周波数の信号を送受信するために使用されます。

当社製品は独自の設計技術により小型・高性能製品を実現させ、信頼性が重要視される鉄道、宇宙・防衛関連市場で使用されています。それぞれお客様の要望に合わせたカスタム対応を行っています。

マイカコンデンサは天然の鉱物である雲母（別名：マイカ）を使用したコンデンサで、当社創業時から製造している電子部品です。

この製品は天然鉱物を使用しているため非常に優れた性能と高い安定性を有することを特長とし、豊富なラインナップを揃えています。高い信頼性を要求される市場で採用され、半導体製造装置、工作機械、無線、医用、鉄道、防衛関連等さまざまな分野で使用されています。